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大規模修繕工事

はじめに

弊社は創業以来70年間に亘り、民間マンションや集合住宅並びにオフィスビル等の改修・修繕・リニューアル工事等を手がけて参りました。工事の品質はもとより、工事期間中の安全確保やお客様の生活リズムを乱さない寄り添った工事を心掛けており、お客様からの高い評価をいただいております。

お客様の立場に立ち、より良い品質をお届けすることを目指すとともに、弊社のこれまで蓄積してまいりました経験と技術を発揮することにより、資産価値並びに美観の向上・快適環境の創造等、大きなメリットを持っていただくことができるものと考えております。

業務内容

弊社は、豊富な実績とノウハウを十分に生かし、お客様のご希望やご予算に合わせた計画の立案、建物の現況に合わせたご提案、リニューアルに係わる企画等、様々な業務展開をしております。

品質管理について

『大規模修繕工事(リニューアル工事)の成否は下地にあり』

弊社は「下地」を最重点項目に考えております。
せっかく大規模修繕工事を実施しても、下地の補修が適切な工法で確実に施工されていないと、早期の不具合や漏水事故等が起こるばかりか、別の健全部へ不具合が生じてしまうことがございます。

そうならない為にも下記の点に特に注意を払い、工事遂行・品質確保に努めております。

1.詳細な調査により目に見えない劣化を見逃さない
劣化や不具合の状況は、場所や部位によって異なりますので、
・改修工事一筋で培われたプロによる目視・打診・触診による
・確かな数字やデータとして目に見える機械的診断
2つのアプローチで小さな劣化を見逃さないよう入念に調査し、現状をしっかりと把握します。

2.個々の劣化状況に応じた補修方法・工法の検討と選択
劣化部位、劣化状態に則した最善と思われる補修方法を検討・選択・確実な補修を実施します。
また、「現在」だけではなく「未来」を見据えた中長期的な補修方法や費用対効果、いわゆるコストパフォーマンスの高い改修方法などのご提案もさせていただいております。

3.補修の痕跡が目立たない仕上げ
「終わりよければすべてよし」とはならないのが特に外壁工事。
下地補修の段階から最終的な仕上がりを逆算し、補修の痕跡が極力残らないよう入念に施工します。

4.検査による品質の向上・未成工事の撲滅
現場代理人が日々点検を行うほか、弊社が任命した社内検査員や協力会社等の技術者が工事の節目ごとに検査を行い、施工不良や未成工事の洗い出しを行います。

各種調査・建物診断

弊社では、専門技術者が各種調査を通して建物の詳細な診断を行い、
現状把握、劣化状態の判断やその対策方法について検討・立案・報告書の作成を行い、改修工事の施工に至るまでワンストップでご対応する事が可能です。

また、定期的に建物診断をする事により以下のようなメリットがございます。

・建物や付帯設備の状況を把握する事により、資産価値の向上、低下を抑えられる
・中長期的な修繕計画の立案、工事実施時期の検討材料に使える
・耐震補強や浸水対策を実施し、天災へのリスクに備える事が出来る
・経年劣化や不具合を把握する事で、設備事故や人身災害等のリスクに対する予防

 <弊社での実施例>
・赤外線により建物外部に発生している建物異常部の調査
・シュミットハンマー用い、コンクリートの圧縮強度を非破壊調査
・サンプル採取を行い、ダンベル物性試験機を用いシーリング材の物性調査
・引張試験器を用い、外壁仕上げ材(タイル・吹付け塗膜)の付着力強度調査
・プロフォメーターを使用し、コンクリート構造体内の鉄筋位置、配筋、被り厚さ調査
・フェノールフタレイン法により、コンクリートの中性化進行度合い調査
・外壁偵察ロボット(打診音波解析・VTR記録法)により、建物を精密に調査し、
 劣化状況及び数量をVTR記録、劣化比率を算出

補修・施工事例

新規タイル貼替え <タイルに生じたひび割れ>

1.カッター入れ
2.不良タイル境界部カッター入れ
3.清掃
3.不良タイル撤去完了
4.下地補修完了
5.新規タイル貼付け
6.施工完了

アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法 <タイルの浮き>

1.注入口穴あけ
2.エポキシ樹脂注入
3.ステンレスピン挿入
4.注入口穴埋め
5.施工完了

アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法 <下地の浮き>

1.注入口穴あけ
2.清掃(エアーダスター)
3.エポキシ樹脂注入
4-1.ステンレスピン挿入
4-2.接写
5-1.注入口穴埋め
5-2.接写
6-1.施工完了
6-2.接写

Uカット工法 <0.3mm以上のひび割れ補修>

1.ひび割れ部をU字にカット
2.シール材充填
3.樹脂モルタル成形
4.補修箇所平滑処理
5.パターン(外壁の模様)復元
6.施工完了

コンクリートの爆裂補修 <鉄筋露出部>

1.脆弱部撤去および鉄筋サビ落とし
2.下地清掃
3.プライマー塗布
4.樹脂モルタル成形
5.樹脂モルタル成形完了
6.施工完了

基礎巾木の欠損補修 <コンクリートの剥離>

1-1.施工前
1-2.接写
2.脆弱部撤去後
3.目荒らし後
4.吸水調整材塗布
5-1.左官状況
5-2.接写
6.施工完了

シーリング工事 <タイル外壁目地打ち替え>

1.施工前
2.シール材充填
3.施工完了

シーリング工事 <コンクリート外壁目地打ち替え>

1.施工前
2.既存シール材撤去
3.清掃中
4.プライマー塗布
5.シール材充填
6.施工完了

腰壁塗装工事 <微弾性フィラー・中塗・上塗>

1.施工前
2.塗装中
3.施工完了

天井塗装工事 <通気性下塗塗料・上塗2層>

1.施工前
2.塗装中
3.施工完了

肌合わせ工事 <外壁補修跡パターン復元>

1.施工前(下地補修後)
2.塗装中(パターン復元)
3.施工完了

外壁タイル薬品洗浄工事 <タイルの黒ずみ・雨だれ汚れ>

1.施工前
2.酸洗い(薬品+高圧水洗浄)
3.施工完了

階段床仕上げ工事 <階段床シートの貼替え+側溝部塗膜防水>

1.施工前
2.防滑シート貼替え
3.施工完了

廊下床仕上げ工事 <廊下床シートの貼替え+側溝部塗膜防水>

1.施工前
2.防滑シート貼替え
3.施工完了

バルコニー床仕上げ工事 <バルコニー床シートの貼替え+側溝部塗膜防水>

1.施工前
2.防滑シート貼替え
3.施工完了

工事期間中の検査について

現場代理人が日々現場の巡回・点検を行うほか、
社内検査員や協力会社の技術者が工程ごとに検査を行い、施工不良や未成工事の洗い出しを行います。

また、工事の区切りや重点ポイントごとにお客様立会いによる工事報告会を開催し、
ご理解ご了承いただいた上で工事を遂行しており、結果として工事の施工品質や出来栄え、並びにCS(Customer Satisfaction)の向上に繋がっております。

検査及び報告会の流れとポイント

作業用の仮設足場の設置完了後に実施 <社内検査>
・各種作業をする際の安全は確保されているか
・安衛法に基づく足場か、強度は確保されているか
・第三者(居住者の皆様)に対して危険は無いか 等
各工事ごとに実施(下地、シーリング、塗装、防水ほか)
・仕様書通りに作業が行われているか
・適切な管理基準の元、品質性能に問題ないか
・仕上がりは要求通りのものとなっているか 等
下地補修、シーリング工事完了後 <社内検査・報告会>
・補修工事の調査見落とし、未施工箇所はないか
・適切な工法にて補修されているか
・仕上がりは要求通りの良好なものとなっているか 等
足場解体前に実施 <社内検査・報告会>
・事前にアンケート調査を実施し、是正を行います。
・未施工工事、不具合箇所はないか
・仕上がりは要求通りのものとなっているか 等
全工事完了後(足場解体後)に実施 <社内検査>
・未施工工事は、不具合箇所はないか
・物品の復旧や周辺における清掃は行き届いているか
・仕上がりは要求通りのものとなっているか 等
工事完了時に実施 <報告会>
・全工事完了後の最終報告会となります。
・成果物等は漏れなく引き渡しされたかどうか

防犯・防災対策

万が一への備え。

大規模修繕工事の期間中は、建物外周全面に作業用の足場が設置されます。
そのため足場に侵入し建物内部や各お部屋のバルコニーに容易に入れてしまう事から、犯罪を未然に防ぐための抑止・威嚇効果を期待した適切な防犯対策が必要になります。

また弊社では防災対策として、すでに数多くの工事現場で導入されているAEDの設置やこども110番といった広報活動を行う事により、周辺地域の人々に寄り添う工事を目指しております。
社名入りベスト着用 正面
社名入りベスト着用 背面
足場への第三者侵入防止(金網張り)
センサーライト・防犯カメラ設置
サッシ窓用補助錠の無償貸し出し
足場監視防犯システムの設置
暗証番号式オートロック扉
AED(自動体外式除細動器 )設置
こども110番の実施

広報計画

私たちは、お客様とのコミュニケーションを大切に考えております。

工事期間中は、工事掲示板を中心にお客様とのコミュニケーションを図ってまいります。
また、工事を行う上で重要な事や皆様方に把握していただきたい情報は、工事用掲示板に掲示致します。

安心のサポート体制① <しゅん工からアフターメンテナンス>

・保証書の発行(材料製造メーカー及び工事施工会社の連名)
・しゅん工図書の提出
・点検1ヵ月前に監理者および管理組合様にご連絡し、点検の
 申し入れを行います
・点検の計画(実施日等)を立て、お知らせおよびアンケートの
 配布を行います
・計画に基づき点検を行います
・配布アンケートの結果を集計します




・瑕疵に該当する不具合、不良箇所がある場合は、早急に
 補修を行い、補修完了の検査をします
・点検の結果、配布アンケートの内容、補修工事の記録、
 工事写真をまとめた報告書を作成しご提出します

安心のサポート体制② <工事保証内容とアフター点検>

工事完成後、下記内容にて保証書の発行およびアフター点検を実施いたします。

工 事 種 別保 証 期 間保 証 内 容ア フ タ ー 点 検
1 年 目2 年 目5 年 目
下地補修工事
5年
図面記載の工事対象の不具合
シーリング工事
5年
剥離、漏水、硬化不良
外壁塗装工事
7年
塗膜剥離、著しい変退色
天井塗装工事
3年
塗膜剥離、著しい変退色×
鉄部塗装工事
2年
塗膜剥離、著しい変退色、発錆×
シート防水工事5年剥離、漏水
塗膜防水工事
5年
剥離、漏水
屋根防水工事
10年
剥離、漏水
その他雑工事1年異常が認められた場合××

※現場状況等により上記と異なる場合もございます。

安心のサポート体制③ <保険・オプション>

弊社では、もしもの緊急事態に備え、対人・対物の賠償責任保険に加入しております。
(対人事故および対物事故 それぞれ1事故につき5億円)

また、弊社が所属しております「全国マスチック事業協同組合連合会」のオプションにて、
・工事の着工からしゅん工まで保証する「工事完成保証」
・工事完成引渡し後の不具合を保証する「長期性能保証」 両者へのお申込み可能です。

これらを組合せる事で、工事着工から保障期間の満了時まで一貫した安心保証が得られます。組合の保証、更に連合会の再保障という堅固な体制でカバーする事で、より確かな安心をお客様にお約束出来ます。

事業総合賠償責任保険
事業総合賠償責任保険証券
工事完成保証書
長期性能保証書
大同塗装工業株式会社
〒155-0033
東京都世田谷区代田1丁目1−16
TEL.03-3413-2021
FAX.03-3412-3601
 
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